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春ですね~。
イギリスではそろそろラムが「NEW SEASON」という表示とともに出回る季節になりました。
ラム(LAMB)、子羊の肉です。これが柔らかくて美味しいんですよ~。
日本では北海道以外ではあまり馴染みのない羊肉です。
私はむか~しに日本で食べた羊肉(ラムではなくてマトンだったようです)の臭さに閉口しまして、以来羊肉とは縁がありませんでした。
しかーしイギリスで初めて食べたラムの美味しかったこと!柔らかくて臭みもないんですよ。
羊肉は、子羊の肉がラム、成長した羊の肉をマトンと呼びます。
マトンには独特の臭みがあるんですよね。
現在日本に帰国中ですが、イギリス料理で恋しいーー!となるのが、このラムです。
スーパーや肉屋では、ラムチョップと呼ばれる骨付きの子羊肉が売られています。
オーブンのグリルで焼いて食べます。
サンデーロースト(日曜日の昼に食べるロースト肉のこと。ビーフやチキン、ラムが主です)用の、ラムの固まり肉ももちろん売っています。
サンデーローストは、基本的に家庭料理であり家で家族と一緒に食べるものなんですが、パブなどでも日曜日にロースト物の食事を出すところもあります。
旅行でイギリスやロンドンに行かれる方も、パブの入口の立て看板に「SUNDAY ROAST」とあれば、ぜひ入って食べてみてください。ラムがあればぜひそれを!
このラムなんですけど、イギリスではミントジェリー(mint jelly)かミントソース(mint sauce)を付けて食べます。
ミントジェリーはミント味に甘味を加えたもの、ミントソースは、ミントにビネガーが入っています。
ミントジェリーもミントソースも作れますが、お店で瓶入りのものを買うのが一般的です。
ちなみに私はミントジェリーよりもミントソースが好みです。
上の画像はミントソースです。中身が黒く見えますが、実際はダークグリーンです。一見緑色の海苔の佃煮といったところでしょうか^^
ちなみに、これはColman'sという、スーパーの自社ブランド品を除けば一番売れていると思われるメーカーのものです。最近ラベルが新しくなりました。
Colman'sは、イングリッシュマスタードも有名です。
ラムにミントってとても合うんですよ。
もうひとつ、肉の付け合わせソースにアップルソースがあります。これはクッキング用リンゴを甘く煮詰めたもの。豚肉に付けて食べます。
豚肉にりんごとは、日本人には少し奇異に感じるかもしれませんが、これまたよく合うんですよ。
他にも、七面鳥などの鳥料理や鹿肉にレッドカラントソースやクランベリーソースなど、肉類に甘いソースはよく付け合わせで出されます。
フランス料理では「ソースが命!」ですが、イギリス料理にとってソースは付け合わせだなあと思います。
もちろんクッキング用のソースも存在しますが、基本的にソースは脇役であります。ちょうど日本のお刺身にわさびが付く感じでしょうか。
前出のサンデーローストにもソースが付きます。グレイビー(GRAVY)です。
このロースト肉の焼き方やグレービーの作り方やレシピは、いずれ記事に書きますね。
あー書いていて早くロンドンに戻りたくなってきましたー。ラム食べたーい。
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